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赤ちゃんに多い事故

子どもが命を落とす原因で最も多いのは、「不慮の事故」です。病気よりも、思わぬ事故によるケースが多いのです。
特に乳幼児の場合では、家の中での事故が目立ちます。

体の機能は未発達でも、好奇心は旺盛な赤ちゃん。事前に事故の要因を取り除いて、不慮の事故を未然に防ぐ努力が必要になってきます。

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キッチン

コンロやシンク、調理具など、赤ちゃんの興味を引くものでいっぱいのキッチンは危険もいっぱいです。

収納スペースの棚はロックを掛けるなどして、簡単に開けられないような工夫が必要になってきます。
ガスコンロは、使い終わったら必ず元栓を閉め、シンクは水を溜めないで綺麗な状態を保つようにしましょう。

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リビング

こまごまとした物が散乱していると、赤ちゃんはおもちゃにしてしまいます。
口に入る大きさの物や、熱源となる危険な物は、赤ちゃんの手の届かない所へ片付けておきましょう。

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寝室

寝返りを一人でできない赤ちゃんは、枕や布団に顔を埋めたまま窒息してしまうことがあります。
また、ベビーベッドなどからの転落事故にも注意が必要です。柵を付けるなどの対策が必要になってきます。

赤ちゃんのそばを離れる際は、少しの時間でもベッドの柵をしっかりとしましょう。

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ベランダ、階段

転落の危険があります。
踏み台となるような物は絶対に置かないように。
ベランダに一人で出られないように、窓にも格子を付けるなどの対策をすると良いでしょう。

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お風呂

転倒や、溺れる危険性があります。
赤ちゃん一人では入れないように柵や鍵をしっかりとして、浴槽の湯は溜めない習慣を。

入浴の際は、転倒を防ぐためのバスマットを敷くといいでしょう。

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玄関

玄関は、段差や重い扉などによる事故が起こりやすい場所です。
また、扉を開けっ放しにしていると、赤ちゃんが一人で外へ出ていってしまうこともあり、大変危険です。
玄関前にも柵をしておくと安心です。

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何でも口に入れてしまう乳幼児期に多い事故です。
奥歯が生えてくる4歳頃までは、固くてつぶれにくい食べ物を与える際は、細かく切ってあげましょう。

また、赤ちゃんが口に入れてしまう恐れのあるものは、赤ちゃんが触れない場所に片付けておきましょう。

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応急処置

ゴックンとお腹のほうへ飲み込んだ場合は、便と一緒に排出されるので、さほど心配はいりませんが、気道に詰まらせた場合は、頭を下げて背中を強くたたきます。

4、5回たたいても出てこない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。


窒息の危険だけでなく、飲み込んだものによっては中毒症状を起こす危険性もあり、深刻な事態になりかねません。
口に入れたものによって対処法も異なるので、原因の特定をして、すぐに対処する必要があります。

誤飲で最も多いものがタバコです。
固形の状態の誤飲であれば、すぐに吐き出させれば命に関わることは少ないのですが、怖いのは、水を入れた灰皿や、缶の中のニコチン液を飲んでしまった場合です。
約1本のタバコのニコチン量は致死量です。
すぐに病院へ連れて行く必要があります。

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応急処置

水や牛乳などの飲ませるもの、吐かせていいのか、いけないのか。
飲み込んだものによって対応が異なります。
各自治体のホームページ上に詳細な情報が掲載されていますので、事前に確認しておくと良いでしょう。


赤ちゃんは頭が重く、バランスを上手くとることができません。
ベビーベッド、階段や段差などからの転落事故は、たっちや、はいはいができるようになると増加します。
赤ちゃんは頭から落ちやすいので、すぐに様子をうかがって、少しでも様子がおかしい場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。

転落の危険のある場所へは、近づくことのないように対策をしましょう。

また、あんよができるようになると、転倒の事故も増えます。
靴下は滑りやすいので、はかせないようにして、固定されていないマットなどは、しっかりと固定しましょう。

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応急処置

以下の場合はすぐに病院へ連れて行きましょう

  • 意識がない
  • ぐったりしている
  • 顔色が悪く、吐いた
  • けいれんを起こした
  • 呼吸が苦しそう
  • 耳や鼻から出血している

すぐに大声で泣いた後泣き止み、機嫌がよく食欲もある場合は、さほど心配はいりません。
2、3日は安静にして様子を見ましょう。

痛みがしばらく続く場合は、骨折していることも考えられます。
いつもと様子がおかしいと感じたら、早めに病院で診察を受けましょう。


赤ちゃんの皮膚は薄く、とてもデリケートなので大人と比べて、やけどになりやすいです。 食卓に並んだ熱い汁物やお茶に触れてこぼしたり、アイロンやストーブに触ってしまう事も少なくありません。 熱源となる物の近くには、近寄れないようにする対処が必要です。

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応急処置

やけどの範囲が広い場合は、すぐに救急車を呼びましょう。 服は脱がさずに、流水で冷やすことが大切です。 温度の低いものに長時間触れて起こる低温やけどの場合、範囲が小さくても、皮膚の深くまでやけどが進行しています。 冷やしながらすぐに病院へ連れて行きましょう。


浴槽の残り湯で溺れて亡くなってしまう赤ちゃんが後を絶たないといいます。
赤ちゃんは、数センチの水量でも溺れてしまいます。
水場には赤ちゃん一人で入れないように対策をしっかりと取る必要があります。

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応急処置

急いで水から引き揚げます。この時に、すぐに大声で泣くようであればさほど心配はいりませんが、呼吸と脈が弱っていたり、止まっていた場合はすぐに救急車を呼びましょう。

救急車が来るまで人工呼吸や、脈がない場合は心臓マッサージを行います。

意識がある場合でも、肺に水が入っている可能性があるので、毛布などで身体を温め病院へ連れて行く必要があります。


どれだけ対応策を取っていても、予想外の動きをする子どもの事故を100%防ぐことはできません。
常に子どもの様子をチェックし、日頃との異常に素早く気付いてあげることで、大事に至ることを防ぐことができます。






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