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イヤイヤ期

自我の芽生えと共に、子どもの自己主張は激しくなっていきます。
魔の2歳児とも呼ばれるこの時期は、何をするにも「イヤ、イヤ」と反抗的な態度をとるので、育児ストレスの原因になることもしばしば。
成長の過程で避けられない反抗期。気の持ちようを変えるだけで、ママも子どももストレスを感じることがなくなります。

イヤイヤ期イラスト

イヤイヤ期は自我が芽生えてきた証拠です。これは、周りの人や社会の存在に気づき、自分という存在を意識するようになるという事で、大きな成長でもあります。

これまで、赤ちゃんが望んできたことは、全てママが叶えてくれたという安心感があり、ママとは一身同体のような感覚を持っています。
しかし成長すると、ママという存在を認識し始め、ママと自分は別々の存在なんだと気づきます。
そして何に対しても「イヤだ!」と、自分の存在を主張するようになるのです。

イヤイヤ期イラスト

自分の思い通りに事を運びたい一心で、自己主張してくる子どもにママは手を焼くことが多くなりますが、成長の大切な過程だとしっかり認識した上で、反抗期の子どもに接することが大切です。

重要なのは、子どもの意見を尊重してあげることです。
イライラしてしまう気持ちをグッと抑えて、子どもの意見をしっかりと受け止めてあげましょう。
子どもも、ちゃんと意見を受け入れてくれるんだ。と感じて、ママの意見もすんなりと受け入れてくれます。

それでも、なかなか話が前に進まない場合は、スキンシップを通じて、子どもの意見を受け止めてあげることを伝えてあげましょう。

大切なのは、子どもの心を満たしてあげることです。
ママが子どもの話をじっくり聞いてあげれば、話を聞く子になってくれます。

イヤイヤ期にも必ず終わりがあります。先に記述した通り、子どものイヤイヤ期は自分という存在を主張するために起こります。
ですから、自立に必要な自己主張が達成されると、イヤイヤ期は収まっていくのです。
子どものイヤイヤは言わせておき、たくさん泣けば疲れてぐっすり眠ってくれます。

イヤイヤ期イラスト

イヤイヤ期の接し方でやってはいけないことがあります。

子どもが駄々をこねだすと、どうしようもなくなって子どもの要求を受け入れてしまいがちですが、子どもが反抗するからと言ってすべてを受け入れていいわけではありません。

ダメなことはきっぱりと「ダメ!」と言う姿勢も大切です。
しかし、普段からダメを言い過ぎてしまうと、本当にやってはいけないことが分からなくなってしまいます。
なぜいけないことなのか、わかるように話をしてあげて下さい。

そして、モノで釣ることも間違った接し方です。

モノで釣ると手っ取り早く言うことを聞かせられるかもしれませんが、これを続けてしまうと、泣けば欲しい物を買ってもらえると勘違いしてしまいます。
しかも、買ってあげると言っておいて、買ってあげなかったらママは嘘つきになってしまいます。

「今日は天気がいいから、お外で遊ぼうか?」等と、反抗のエネルギーを他のことに向けてみましょう。

子どもはママを困らせようとしている訳ではありません。
子どもとしっかりと対話をすれば素直に言うことを聞いてくれるはずです。
冷たくあしらったり、怒鳴ってばかりいると人格に影響が出てきてしまいます。

イヤイヤ期イラスト

感情がうまくコントロールできない内は、かんしゃくを起こします。
わがままだと思ってしまいがちですが、かんしゃくは子ども自身がパニック状態になってしまっています。

かんしゃくは、しつけで治るものではありません。
自己主張ができるようになったんだと、前向きに捉えましょう。

成長するにしたがって、感情がコントロールできるようになるので、次第にかんしゃくは起こさなくなります。

イヤイヤ期イラスト

「欲しい」「遊びたい」等と地団駄を踏んで親を困らせて、「うちの子はわがままで……」というママさんがいますが、大人目線で言えばわがままでも、別の面から見れば強い意志を持った芯のある子どもと言えます。
この意欲を上手に引出つつ、我慢することも必要だということを徐々に理解させていってあげるようにしましょう。

大人の思い通りに動いてくれないからと言って、それを単にわがままと捉えないようにしましょう。


日中に外でたくさん遊ばせて、お友達と関わりを持たせると、体力を使うので、イヤイヤを少し抑えることができるかもしれません。

ママも、子どもがイヤイヤ期の時期は、ママ友と交流して息抜きをすると良いでしょう。
イヤイヤ期は今の時期だけしか起こりません。イライラしないで、楽しめると良いですね。






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