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好き嫌いをなくそう

子どもが食べ物の好き嫌いが激しくて、悩んでいるお母さんいませんか?
確かに大人でも、おいしいものはたくさん食べたいですし、嫌いな味はできる限り避けたいものです。 ですが、成長が盛んな子どもにとって、栄養の偏りは身体によくありません。

できるだけ子どもの好き嫌いはなくしたいものですね。
それでは、何故食べ物の好き嫌いができてしまうのでしょうか。

まずは、味について考えてみましょう。
子どもの味覚は、「甘み」「塩味」「うま味」は受け入れやすいものです。
それに対して、「苦味」「酸味」「辛味」は受け入れにくいものです。

ですので、受け入れやすい「甘み」「塩味」「うま味」は好きなものになりやすく、逆に受け入れにくい「苦味」「酸味」「辛味」は嫌いな物になりやすいのです。

特に、「苦味」は味覚の中でも一番成長が遅いので、最後まで嫌いな子どもが多いようです。
最初は火を通すなどの工夫をして、苦味を軽減するといいでしょう。





子どもが特定の食べ物を嫌いになってしまう原因は、味だけではありません。
食べ物の色や形、大きさも原因のうちに挙げられます。 大人の口の大きさと子どもの口の大きさは、全然違います。
ですから大人の口に合わせて調理されたものは、子どもは受け入れにくいので嫌いになってしまうのです。

子どもが食べやすい大きさに切ってあげて、調理するように心がけましょう。
特に子どもの嫌いになりやすい「苦味」「酸味」「辛味」の味がする食材を使う場合は星型、ハート型のように子どもが喜ぶような形にするといいでしょう。

また、ピーマンが嫌いな子どもはグリンピースも嫌いといったように、一度嫌いになった食材と同じ色をした食材を嫌うこともあります。

食べ物を嫌いになるきっかけとして、食べ物の熱さにおいても同じことが言えます。 大人は、多少熱いものでも食べることができます。
しかし子どもの敏感な舌では、熱いものは大人より熱く感じてしまうので、食べることができません。
熱い食べ物は、子どもが食べやすい温度に冷ましてから与えるようにしましょう。

子どもが、ある特定の食べ物を1度嫌いになってしまうと、そのままずっと嫌いになってしまうことが多いです。 初めて新しい食材を使う時は、注意をして調理しましょう。

またアレルギーのことを考えても、少量ずつ様子を見ながら与えた方がよいかもしれません。
※食物アレルギーに関して、詳しくはこちらをご覧ください








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